お知らせ・ときえだ通信

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インフルエンザ予防接種を今年はぜひ接種しましょう

令和2年8月3日日本感染症学会から~秋から冬にかけての新型コロナウイルス対策~の提言が出されました。毎年この時期季節性インフルエンザが流行します。新型コロナウイルスの流行が重なると様々な困難な状況が予想されることから医療現場を中心とした対策の提言です。まず発熱した患者さんがコロナウイルス感染の可能性がある限り医療者は完全防備でインフルエンザの検査を行わなくてはなりません。今でさえ一般の開業医の中には発熱患者さんの受診を断るところも少なくありません。発熱患者さんに検査せずに抗インフルエンザ薬を投与することは、耐性株を増やすリスクや薬の副作用(異常行動)等の懸念からも薦められません。季節性インフルエンザでも毎年3000~5000人の持病のある方が実は亡くなっています。インフルエンザで免疫力(抵抗力)が低下したために細菌性肺炎等が致命的になることが原因です。インフルエンザと新型コロナウイルスに同時感染したらやはり同じように致命率が高くなる怖れがあります。インフルエンザ予防接種は70%程度の感染予防効果があるだけではなく、重症化を予防してくれます。以上のようなことから、今年は特にインフルエンザ予防接種を強くお勧めします

日本感染症学会の提言サイト(PDFファイル)

http://www.kansensho.or.jp/uploads/files/guidelines/2008_teigen_influenza_covid19.pdf)

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第7波(オミクロン株)もピークアウトに向かい患者さんも減ってきました。今後は変異株により夏冬の流行を繰り返すことになると考えられます。これはかつて猛威を振るった強毒性のインフルエンザ(スペイン風邪)が次第に弱毒化して季節性インフルエンザに変化したのと同じような過程だと考えます。既にアメリカでは毎年1回変異株対応のためのワクチン接種を行う方針になりました。コロナウイルス治療薬の開発も進められているこ

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