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オンライン診療(遠隔診療)

ときえだ小児科クリニック
ときえだ小児科クリニック オンライン診療とは?

オンライン診療とは?

TV電話形式のリアルタイム双方向通信機器を用いた遠隔診療をオンライン診療と言います。

クリニックから(PCあるいはiPad)患者さんの携帯電話(iPhone, android)とTV電話形式で通話しながら診療を行います。

ときえだ小児科クリニック オンライン診療の適応疾患

オンライン診療に必要なツールとは?

オンライン診療に用いる通信機器(ICT)は特別な条件が必要となります。

電子カルテと連動し、ウイルス感染のリスクや第3者の盗聴を避けるため通信回線を利用した直接のやり取りはせず仮想空間(クラウド上)での通話形式となります。

クリニックの電子カルテは個人情報保護とウイルス感染対策のため一般のインターネットには接続されていません。

一般的に広くオンライン会議等で使用されるLINEやZOOM等では上記条件を完全にはクリアーできないためオンライン診療には推奨されていません(厚労省)。

音声のみ(電話等)、文字のみ(チャット等)、録画等、リアルタイムの画像付きの双方向通信手段ではない方法ではオンライン診療は行えません。

ときえだ小児科クリニック 保険診療の適応条件

令和4年4月1日からの変更点

オンライン診療専用のICTツールを利用する場合のみ保険診療としてのオンライン診療が認められます。

疾患(病気の種類)の限定が解除されました。

以前は気管支喘息や高血圧等オンライン診療可能な対象疾患が限定されていました。

(気管支喘息は適応ですがアレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎は除外されていました)

対面診療の縛りがなくなりました。

連続3回に1回の対面診療(クリニック受診)義務が撤廃されました。

初診から最低連続3か月の対面診療の条件がなくなりました。

診療を受けるクリニックからの距離制限が原則無くなりました

以前は30分以内に受診できる距離(2次医療圏)との縛りがありました。

初診からのオンライン診療が可能になりました。

オンライン診療の実施割合制限(全体の診療に占めるオンライン診療の割合が従来は1/10以下)が撤廃されました。

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​オンライン診療実施に当たって

オンライン診療では、患者さんからの視覚情報は得られますが、聴診や触診が出来ない、必要な検査が出来ない等直接の対面診療より得られる情報が一部少ないというデメリットがあります。

一方でICTを使うことで遠方であっても診察室とほぼ同じような状況での診察が再現できます。通院時間や待ち時間を気にせず受診ができますので日々の病気の管理を日常生活の中に組み込みやすいと考えられます。

病院に行く程でもないが不安や心配事がある場合、かかりつけ医に気軽に相談することも可能になります。また転居後も引き続き診療を継続することも可能となります。

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オンライン診療の実際のモデル

慢性疾患の管理にはオンライン診療を対面診療に組み合わせることができるよいケースと考えられます。
 

  • 例1)気管支喘息
    診察・呼吸機能検査等で喘息の診断・処方開始(初診・対面診療)
    →長期管理薬の決定(症状安定まで)(再診・対面診療)
    →処方継続(喘息スコアシートの点数や簡易スパイロメトリーで評価)(再診・オンライン診療
    →検査での客観的評価(呼気NO測定)(再診・対面診療)
     

  • 例2)アレルギー性鼻炎(花粉症)
    アレルギー検査(初診・対面診療)
    →検査結果(再診・オンライン診療
    →舌下免疫療法(初回、2回目・対面診療)
    →舌下免疫療法(3回目以降・オンライン診療
     

  • 例3)在宅診療
    通常の訪問診療(訪問・対面診療)
    →褥瘡の診療(皮膚科専門医訪問時に同時診療・オンライン診療
    →褥瘡の診察(経過観察・オンライン診療

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オンライン診療実施にあたっての注意点

急性疾患と考えられる病気は対象とはなりません。

例)発熱、嘔吐、腹痛、せき込み、下痢、めまい、不機嫌、発疹等の症状


検査、診察が必要な場合は対象ではありません。
例)気管支喘息の初回診断・状態評価、舌下免疫療法の導入・初回投与、アレルギー性鼻炎の初回治療等


慢性疾患で定期的に通院されている患者さんで状態が安定している場合や対面診療時の検査結果のお話し等の場合が対象となります。
[対象疾患例]気管支喘息、アレルギー性鼻炎(舌下免疫療法含む)、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー等アレルギー疾患、高血圧、高脂血症、てんかん(安定期)、片頭痛等

注意)3歳以下の気管支喘息の患者さんは聴診による診察が必要ですのでオンライン診療の適応とはなりません。

オンライン診療に不向きな状態であると医師が判断した場合は実施できませんのでご了承ください。

判断に迷う場合は必ず事前にご相談ください。

  • 例1)舌下免疫療法中だが朝晩の咳が増えてきた

  • 例2)喘息で通院中だが昨夜から微熱がある

ご自宅以外での通話も可能ですが、完全に個別のスペースが確保されていることが必要です。

オンライン診療の開始時に受信場所を申告してください。

  • 例)会議室や学校の個室、自家用車の車内(運転中は厳禁です)等は可能です。

  • 注)公共のトイレやパブリックスペース等会話を他人に聞かれる恐れのある場所ではオンライン診療は実施できません。

 

医師との診察状況を録音・録画することは法令違反(個人情報保護法)になりますので絶対におやめください。

オンライン診療時はICT専用アプリ以外のアプリを必ず閉じてください


オンライン診療時、ICT使用料(1回330円・自費)がかかります。


処方箋をご自宅やご勤務先近隣の調剤薬局で受け取ることは可能ですが、その場合処方箋(原本)を薬局に郵送する必要がありますので郵送代(100円・自費)をご負担ください。

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オンライン診療(初診)について

  1. 直接クリニック窓口(045-595-4150)でご予約ください。その際「受診理由(相談内容)」をお聞きしてオンライン診療(初診)可能と医師が判断した場合に予約確定となります。

  2. 予約日前に事前問診(WEB問診)に相談内容を具体的にご記入ください。その場合検査データや紹介状をお持ちの方はICTアプリ内のツールを用いて画像のアップロードをしてください。

注意)厚労省からの通知により、令和4年4月1日からは正式にオンライン診療(初診・再診)を開始する医療機関はオンライン診療以外の方法(例えば電話等)での遠隔診療は出来なくなります。オンライン診療を行わない医療機関のみ、現在の新型コロナウイルス対応のための一時的措置(電話での処方、検査結果の通知)が継続できます。当院はオンライン診療実施医療機関ですので前者の方式となります。

 

*3月31日まではPCR検査結果の通知は電話で可能ですが4月1日からはオンライン診療(再診)での結果お話となりICT使用料がかかりますのでご了承ください。

*オンライン診療(初診)で医師が対面診療が必要と判断した場合、改めて受診していただくことがあります。

紹介状やお薬手帳等の詳細な情報提供がない場合、オンライン診療(初診)では処方できない薬がありますのでご注意ください。

例)免疫療法薬(舌下錠)、市販されていない抗アレルギー薬、ステロイド剤(吸入薬、点鼻薬、点眼薬を含めて)、気管支ぜんそく治療薬等

*オンライン診療(初診)での処方上限日数を2週間とさせていただきます。

*オンライン診療(初診)後、継続受診される方(お薬を処方する方)は2回目以降早い段階対面診療を行わせていただきます。

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食物アレルギー相談外来開設(オンライン初診対応)

令和4年4月1日からオンライン診療で食物アレルギー相談外来を始めます。

上の例は来院された患者さんの実際の相談内容です。


食物アレルギーに関する医学の進歩は目覚ましく「10年前に正しい」と思われたことが「実はそうではなかった」という内容も含まれています。小児科医でもアレルギー分野を専門にしていないと答えられない質問も少なくないと思われます。

近くにアレルギーを専門としている小児科医がいないため、相談できない方もいらっしゃるのではないかと思います。

そこで食物アレルギーで困っている患者さんの食物アレルギー相談外来を立ち上げることにしました。

  • 保険診療ですので保険証が使えます。*神奈川県内の方は医療証も使えます。
    (*神奈川県外の方は後日領収証をお住いの自治体に提出すれば医療証分の還付を受けられます)

  • オンライン診療で行いますので専用のICTアプリ(YaDoc)のダウンロードお願いします。

  • 地理的制限はありません。どこにお住いの方でも受診できます。

  • 予約後、事前相談(WEB問診)に相談内容を記載してください。

  • 検査結果や紹介状をお持ちの方は診察前にアプリ(YaDoc)にアップロードしてください。

  • オンライン診療ですので1回の受診につきICT使用料(330円・自費)がかかります。ご了承ください。

  • 会計は①クレジットカード、②銀行振込のどちらかをご選択ください

  • 卵除去を続けているがいったいいつまで続けたらいいの?(現在4歳)
  • ゆで卵を少量食べたら吐いてしまった(8か月)→医師A「少しづつ食べなさい」医師B「完全除去しましょう」医師C「加工品は食べてもいいと思いますよ」それぞれ全く違うことを言われ困って来院されました。
  • 生のトマトを食べると口の中が痒くなるので調べたらRAST陽性で完全除去を指示されました。エピペン持つ必要がありますか?(7歳)
  • お粥から離乳食開始したら口の周りに赤い湿疹が出ましたがお米の除去が必要ですか(7か月)?
ときえだ小児科クリニック オンライン診療の流れ

オンライン診療の流れ

1. アプリ「YaDoc(ヤ―ドック)」のインストール​

アプリストアを開き「ヤ―ドック」を検索します。

表示されたら「入手」または「インストール」を押します。

ときえだ小児科クリニック ヤ―ドック
ときえだ小児科クリニック オンライン診療
ときえだ小児科クリニック オンライン診療

2. アプリの初期設定・クリニック登録

院内で設定する場合

院内で個人用QRコードをお渡しいたします。

QRコードを読み込むことで、当院と連携され登録が完了します。

ご自宅で設定する場合(初診の方等)

アプリ内の医療機関検索で「ときえだ小児科クリニック」を選択して登録申請をお願いします。

申請した旨をクリニックにご連絡ください。

クリニック側で承認作業を行うことで登録が完了します。

ときえだ小児科クリニック

3. オンライン診療のご予約

クリニックにお電話いただき、オンライン診療の日時をご予約ください。

ご予約TEL:045-595-4150

4. オンライン診療

予約時間になると当院から着信があります。

ビデオ通話で診療を行います。

5. 処方箋・お薬の受け取り

当院からご指定の薬局に処方箋をFAXいたします。

お薬はご指定の薬局で受け取ってください。

6. 診療費のお支払い

当院より指定した方法で診療費のお支払いをお願いします。

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